映画『ちょっと今から仕事やめてくる』

映画『ちょっと今から仕事やめてくる』

現在、長崎に遊びに来ているので、妹にすすめられた映画『ちょっと今から仕事やめてくる』を観てきた。ちなみに第21回電撃小説大賞受賞、発行部数50万部を突破している北川恵海による原作の方は読んだことが無い。

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)

この映画のメッセージは「ブラック企業で働いて自殺するくらいならやめていいんだよ。生きてりゃなんとかなるんだよ。」で、映画のストーリーを一文で表すと、「主人公が仕事がつらくて自殺しようとするが、謎の少年が助けてくれて、仕事やめて、自由に生き始める。」的な内容だ。

また、注目の若手俳優・工藤阿須加の演じる青山隆の勤めていた会社も広告代理店だったことからも、2015年12月に過労が原因で自殺した電通社員の件などを彷彿させ、まさに、今の日本の社会を風刺している作品だと思った。あと、映画のブラック企業の社訓には怖かったけど笑った。

  1. 不平不満を言わない社員になれ
  2. 自己管理を怠らない社員になれ
  3. 遅刻は十分で千円の罰金
  4. 有給なんていらない体がなまるから
  5. 言われなくても出来る社員になれ
  6. やる気旺盛な社員になれ
  7. 常に難しい仕事を狙う社員になれ
  8. やる気があるなら「はい」の二つ返事で仕事しろ
  9. 上司の指示は神の指示
  10. 心なんか捨てろ、折れる心が無ければ耐えられる

ただ、ブラック企業的な働き方は、日本だけではなく世界中どこでも起こりうるのかもしれない。というのも、先週、飲みの席でルームメイトの白人に「日本のブラック企業ってひでえだろ?」ってふったら、「ブラック企業的な働き方は、アメリカでもチラホアある話だ。」と、話していたので、働くってことは世界中どこも厳しいのだろう。

バケーションとか余暇の考えが始まったのがフランスをはじめとするヨーロッパの国々からなので、実はニューヨークに住むアメリカ人は日本の働き方に近い働き方をしている人も多いのかもしれない。ニューヨークに来たばかりの頃はアメリカ人は月-木しか働かないって聞いて、羨ましく思ったことがあったが、真相はまだわからない。

話がそれるが、もし自分が今度仕事を探すときは、締め切りやノルマに追われる様な働き方ではなくて、給料が少なくても、もしあるのなら、ちゃんと時間時間で終わる働き方をしたいものだ。

映画の話に戻ると、この映画、主人公が電車に飛び込んで自殺を図るシーンから、なんとなく終わりが予想できそうなありきたりなものだったが、映画のメインテーマである「死にますか?仕事やめますか?」的なメッセージが十分に伝わってきたので、もし、友達がブラック企業で働いている場合、おすすめしたい映画だが、そもそも、ブラック企業で働いている友達は映画を観る時間が無い。

個人的には映画後半の小池栄子が出てきたあたりのくだりは必要無いと思ってて、「早く終わってーっ!」って、思ってた。だって、仕事やめたところがクライマックスでいいじゃんって思うんだよね。

まぁ、小池栄子のくだりから、テレビドラマシリーズでありがちな過去を振り返って話が繋がるという技法が導入されてて、そこで「おおっ」てなればいいんだけど、もう観てる人みんな予想できちゃってたんだよね。映画は観てる人の一歩先を行かないとね。

俳優についていうと、ヤマモト役の役者福士蒼汰がめちゃくちゃイケメンだった。あんなイケメンに生まれたら人生楽しいだろう。彼をこの映画ではじめて知ったが、次世代の反町隆史てきな雰囲気を感じる。あと、まだ27際の黒木華が演じる中年OLの五十嵐美紀が可愛かった。そして、個人的には、映画後半の小池栄子を孤児院の園長先生にするのはミスキャスティングだったと思う。

まとめると、今の時代に合ったテーマでこれだけの低予算でまあまあおもしろい映画をつくれる日本ってすごい。個人的には、70点くらいだ。邦画は日本滞在期間中しか観られないので、お金を払って観る価値はある映画だった。

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